3月, 2020 | Letre et le neant - Part 3
ブルターニュの海の恵み「ゲランドの塩」輸入実績No.1
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出張を終えて

こんばんは、こうすけです。

 

今日は、とても暖かくて、気持ちの良い1日でしたね。

思わず、一日散歩に出掛けたくなってしまいました。

 

この数日、出張中の出来事や、経験を振り返ってみて、今回も充実した日々を過ごせたと改めて、気づくことができました。

美味しいものに出会うことはもちろん、その場の空気を感じるというのは、これからを考えていくのに、本当に糧になります。

また、先々で出会った人との交流は本当に嬉しいものでした。

年に2回くらいしか訪れていないのに、覚えていてくれるお店の人、そうした人との感情の触れ合いの素晴らしさにも出会えました。

 

こうした経験だったり、感情だったりをこれからいかに活かすか、考えるよい時間にもなりました。

 

明日からは、またレシピや、薬膳の話などに戻っていきます!

 

マントンの郷土料理(出張後記その10)

こんばんは、こうすけです。

 

昨日の好天から一転、スコールのような大雨で、びっくりしました。

滝のような雨とは、このことですね。

 

マントンを何年か訪れている割に、中々マントンの郷土料理に巡り逢えていなかったのですが、今回の出張で、ようやく食べることが出来ました。

ピシェードという、チーズなしのピザのような料理です。

 

もともと南仏には、ピサラディエールという料理があります。

厚めのピザ生地に、アメ色になるまで炒めたタマネギ、オリーブ、にんにくとアンチョビの塩漬けを載せる料理です。

ピシェードは、どうやらここにトマトを加えてソースにしています。

フォカッチャ生地の上に、しっかりと甘みが出るまで炒めた玉ねぎとトマトを合わせたソースをかけて焼いたものなのですが、シンプルですごく美味しい。

素材の旨みをダイレクトに楽しめる、南仏らしい料理。

これは、かなりいい出会いでした。

いずれ、お店でも出したいと思っています。

 

トラブルを楽しめるか(出張後記その9)

こんばんは、こうすけです。

 

今日は、急にあったかくなりましたね。

びっくりです、心も体も。

三寒四温になりつつあるんでしょうか。

 

マントンのメゾンに滞在中、ちょっとしたトラブルがありました。

調理中にまさかのコンロが壊れる!

 

昨日のブログに書いたパスタ作りの最中でのお話なのですが、困り果てて、思わず大笑いです。

パスタを茹でる直前に、コンロがうんともすんとも言わなくなりまして、パスタが茹でられない。

ソースまでは、いい感じに作れていただけに、もうその悲しさたるや。

ここから必死で、パスタを茹でる方法を練って、どうにかこうにか作り上げました。

パスタ作りに2時間…..中々ない経験です。

 

こういうトラブルの時、いかに落ち着くか、いかに状況をちゃんと見るか、その上で、トラブルを楽しむか、そういうことってすごく大事だなぁ、といい経験になりました。

まずは深呼吸から始めますが、どんなトラブルでも笑って対処できるようになりたいものだと、一息ついて考えておりました。

 

ナスとトマトのパスタ(出張後記その9)

こんばんは、こうすけです。

 

マントンのマルシェで、今回は、ナスとトマト、チーズに、ハム、そして生パスタを買ってみました。

ナスがびっくりするほど大きい。印象としては、米なすに近い感じです。

トマトは、細長くて、皮がしっかりしたタイプ。サンマルツァーノ種のようです。

スライスしたパンチェッタは、こんなに薄くても、とても良い香りが広がります。

これはちょっと珍しい、ゴルゴンゾーラとマスカルポーネのミルフィーユ。

塩味の効いたゴルゴンゾーラの後に、マスカルポーネのクリーミーな味わいが広がる逸品でした。

 

まず、この大きなナスを3等分にして、表面にオリーブオイルをたっぷり塗ってから、アルミホイルに包んで、中身がトロトロになるまで、しっかり焼きます。

実が柔らかくなったら、スプーンなどで、皮から外して、ピューレ状にします。

ここから、色々な手順を踏むのですが、途中でまさかのコンロが壊れるというアクシデントが発生し、てんやわんやで、完成品にたどり着くまでの写真が一切撮れず仕舞い。

こういうアクシデントは、旅ならではという感じなのですが、パスタ作っている最中にコンロが使えなくなるのは、久々の絶望感でした笑

それについては、また次回。

本当大変でした笑。

 

このピューレにしたナスを刻んだトマトに加えて、炒めて水分を飛ばして、ソースにし、茹で上がったパスタにチーズを加えて絡めたら、ソースを加えて、最後にパンチェッタを散らして完成です。

 

初の調理、中々波乱に満ちておりました。

ちょっと暮らし(出張後記その8)

こんばんは、こうすけです。

 

今回のマントン滞在の目的の一つに、暮らすように滞在してみる、というものがありました。

普段だと、ホテルに泊まって過ごすのですが、今回は、より現地の雰囲気を味わってみようという気持ちで、思い切って、メゾンに滞在してみました。

暮らすように過ごす、という体験をする上で、思い切ってみて、本当に良かったと思います。

もちろん、不便や不安な面もあるのですが、それを差し引いても、すごく良い体験でした。

キッチンがついているので、自分で料理ができるというのが、個人的には、本当に良かったです。

マントンの市場の魅力は、前回のブログでお伝えしたかと思います。

ホテルでの滞在だと、やはり市場で野菜を買っても調理をすることが出来ないので、断念していたのですが、キッチンがあると、それが出来るんですね。

現地の食材で、調理をするということは、中々出来ないので、本当に嬉しく、楽しい経験でした。

より、現地の雰囲気を味わうということが出来た気がします。

マントンの街並み(出張後記その7)

こんばんは、こうすけです。

 

今日の日中は、いい日差しで気持ちがよかったですね。

とはいえ、週末は雨模様。まだしばらく寒そうですね。

 

マントンの町は、こじんまりしていて、頑張れば、歩いて回れそうなくらいです。

何より、建物がすごく可愛いんです。

この壁の色合い、まるでミニチュアのような可愛らしさです。

建物の壁だけではなく、扉や窓の色もとてもカラフルで、中々日本では見ない配色。

建物と建物の間に挟まれた隘路を歩くと、建物の間から見える空の青さが、またこの壁のカラフルさと良く合います。

この路地を歩くと、まるで物語の中に溶け込んだような感覚になります。

彩に囲まれた町、本当に魅力的です。

マントンの庭(出張後記その6)

こんばんは、こうすけです。

 

今日の日中は、風が凄かったですね。とはいえ、春一番からはまだ遠い雰囲気ですが。

 

昨日は、マントンレモンの味についてお話ししました。

このマントンレモン、マントンの山側に住んでいる人の庭に、結構なってることが、多いんですね。

庭に、レモンの木や、オレンジの木をもってらっしゃるお家を、割と見かけました。

この様子を拝見したくて、山登りをしているようなものなのですが、たわわになっているレモンやオレンジを見かけると、マントンに来たなぁ、という気持ちでいっぱいになります。

庭にレモンやオレンジがなっているのは、憧れます。

思わず、自分の家でも育てたい欲求が……。

今年は挑戦してみようかな、そんな気持ちにさせてくれるのも、マントンの魅力のひとつかもしれません。

マントンのレモン(出張後記その5)

こんばんは、こうすけです。

 

この冬の時期のマントン滞在の中で、嬉しいことと言えば、マントンの特産品、レモンが食べられることです。

マントンレモンの特徴は、外の皮と実の間の中綿が分厚いのですが、この中綿の部分もかじるとほんのり甘味を感じさせてくれます。

もちろん、レモンなので、酸っぱいのですが、その後に来る優しい甘さがたまらないんです。

滞在中には、こんな感じで、野菜と一緒に、前菜感覚で楽しんだりもしました。

マントンレモン、色も黄色が濃くて、好きです。

あと、結構大きいので、食べがいがあります。

酸っぱい! あ、でも何か甘い……を繰り返し楽しんでいました。

 

お土産と店長(出張後記その4)

こんばんは、こうすけです。

 

何となくですが、少しずつ日がのびてきた感じがしますね。

 

マントン滞在中に、カンヌに行った際に店長にお土産を買ったのですが、今日の店長出勤に合わせて、プレゼントしてみました。

中々、いい感じにお洒落、だと従業員たる僕は、勝手に思っております。

店長がどう思っているかは、分かりませんが、キラキラがいいアクセントになっていると思います。

ぜひ、御来店の際は、店長の新しいアクセサリー、見てくださいね笑

パリの朝ご飯(出張後記その3)

こんばんは、こうすけです。

 

今日もぐっと寒い1日でしたね。

明日は一転暖かいようですが、こう気温が定まらないと、調子を崩しやすいので、ゆっくり休める時間を大事にしたいものです。

 

ぐっと寒いのは、パリの朝も一緒でした。

そんな寒いパリの朝を過ごすのに、嬉しいのが、カフェ。

大体どこのカフェに行っても、朝ごはんセットのようなものがあります。

このセット、そこそこボリュームがあるので、結構満腹になるのですが、パリに行くと、一度は食べたくなります。

ベーシックなものだと、生搾りオレンジジュース、クロワッサン、バゲット、ホットドリンクのセット。

流石にこの時期の生絞りオレンジジュースは、冷たいですが、夏はたまりません。

クロワッサンが、どこに行っても美味しいのが驚き。発祥の国だけあるからなのか、小麦とバターが美味しいからなのか分かりませんが、やたら美味しい。あと、大きい。毎回感動しています。

そしてこのクロワッサンを、カフェオレなどに浸して食べるのも美味しい。

 

そして、ここに、お店によっては、卵料理がつきます。

オムレツが好きなので、よく頼むのですが、結構しっかりしたオムレツが多い気がします。

日本のように、外がふわふわ、中はトロトロってあんまりお目にかかったことがありません。

いつの間に、日本のオムレツがあんな進化を遂げたのか、たまに不思議になります。

写真のオムレツは、スクランブルエッグを集めて、オムレツ形にしたような感じでした。

これはこれで、すごく美味しい。

あと、卵の味が濃いので、それもまた嬉しいです。

 

朝から大満足の時間を過ごせます。

朝食をしっかり、ゆっくり食べられる時間の使い方ができればいいのに、とこの朝食を味わうたびに思います。