1月, 2020 | Letre et le neant
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散歩と鎌倉

こんばんは、こうすけです。

いきなりぐっと寒さが戻ってきましたね。

昨日一昨日と暖かかっただけに、今日の寒さはかなり応えました。

 

とは言え今日はとても気持ちの良い快晴だったので、久しぶりに鎌倉に足を伸ばしてきました。

鎌倉は行くたびに新しいお店が出来ていたり、知っているはずの場所でも新たな発見があったりして、面白いです。

面白い人と出会えたりするのも良いですね。訪れたお店の店員さんに色んな話を聞かせてもらったり、良い出会いがあることも。

今回は、知人にお勧めしてもらった喫茶店に行ったのですが、面白い時間を過ごすことが出来ました。

 

それから、鎌倉は当てもなく歩いてみるのも、楽しいですね。

裏道に入れば、静かにもなりますし、のんびりした時間を過ごすことができました。

 

何処かに立ち寄ることを目的とせず、無目的に歩く散歩というのは、何か考え事をしたり、何も考えないということをするのに相性がいいです。

ちょっと瞑想に近いような感じがします。

 

今日は、普段余りしないような、考え事の時間を取ったり、ただただ歩くことを楽しんだりすることが出来ました。

散歩は、自分の外にも中にも新しい発見があって楽しいですね。

『Cats』

こんにちは、こうすけです。

しばらく晴れ間が続きそうですね。

 

さて、昨日はミュージカル映画『Cats』を見てきました。

個人的にはすごく楽しかったです。

 

どうも余りいい評価を受けていない様なのですが、この際、それは置いておきます笑

 

『Cats』は、元々、イギリスの文学者T.S.エリオットが作った子供向けの詩集。

それをもとに、アンドリュー・ロイド・ウェバーが作曲を手掛けたミュージカル作品です。

様々な個性豊かな猫たちが、都会のごみ捨て場を舞台に、踊りと歌を繰り広げ、新しい生を受ける唯一の猫を決める。

そんなストーリーです。

 

色々な特徴を持った猫達が、それぞれの個性に合わせた歌や踊りを繰り広げるので、見ていてとにかく楽しい作品。

ストーリーを追うというよりも、それぞれのキャラクターやそれにまつわる歌を楽しむという方が強いかもしれません。

 

そして、今回はその映画版。

俳優陣が豪華だったり、歌手や現役のバレエダンサーを起用していたり、見所は満載です。

使用される楽曲は、新たに付け加えられた物以外は、舞台版と一緒(もちろん、使われていないシーンもありますが)。

オリジナルのCats好きとしては、嬉しいところです。

それを映画ならではの映像を使った表現で見れるのが、また楽しい。曲調も様々なアレンジが効いているので、オリジナルと違った楽しみ方も出来ました。

 

何より、歌と踊りが見ていて本当に楽しいんです。

これは、もちろんオリジナルが素晴らしいというのもあるのですが、舞台上では見ている側の想像力で補っていた部分を表現されているというのが、新鮮で、ああ、こんな風に見ることも出来るんだという驚きがありました。

 

キャストの中に、歌手や、ロイヤルバレエ団のトップダンサーを起用しているので、歌声やダンスも本当に素晴らしかったです。

舞台と違って、カメラワークで、細かい部分も見ることが出来るのですが、そこで目に入ってくるのが、ダンサーの足先の美しさだったりします。

地面からそっと離れる爪先の、動きや離れる時間など、そういった部分まで見ることが出来るのも、映画ならでは。

 

僕にとって『Cats』は、とても思い出深い作品です。

初めてイギリスに家族で行って、そこで初めて見た本場のミュージカルでした。

当時小学生で、英語は全然分からず、果たして楽しめるのか、不安でいっぱいだったのですが、そんな不安が一瞬にしてどこかへ行ってしまうくらい、楽しく、引き込まれました。

余りにはまりすぎて、原作のT.S.エリオットの詩集を買ったり、英語の詩集を読んでみようとしたこともあります笑。

 

僕にとっては、家族の思い出でもあり、子供の頃の思い出の作品。

それがスクリーン上で、新たな作品として上映されると、いろいろな思い出が蘇って、更に映画を楽しむことができました。

鳥のスープ

こんにちは、こうすけです。

昨日のぐっとした寒さから一転、今日は妙に暖かいですね。

このまま暖かい日々が始まってくれればいいのですが、まだそうも行かないですね。

 

さて、ここ最近は寒いせいもあって、スープばかり作っています。

その時に大切にしているのが、ベースのストック(出汁)です。

ここ最近掲載しているスープの出汁には、鰹出汁を使っているのですが、その他にも、野菜だけのものだったり、お肉を使ったものだったり、合わせる食材や、薬膳の効能に合わせて変えたりしています。

 

今回は、お家でも簡単に出来る、鳥のスープの取り方をご紹介。

 

因みに鶏肉は、脾胃を温めて、その機能を高めたり、気を補ったりしてくれる効果があると言われています。

 

【必要な材料 スープ1l分】

・鶏ガラ…1kg

・生姜…1片

・玉ねぎ…1個

・水…2l

・粒胡椒…10粒前後

鶏ガラは、流水で軽く汚れを落としておきます。

鍋に水を張ったら、生姜片と玉ねぎ、粒胡椒を入れて、中火にかけて煮立たせます。

野菜は今回玉ねぎだけですが、色んな野菜を入れると、もっと味に広がりが出ます。

 

煮立ったら、弱火にします。

灰汁が出てくるので、丁寧に灰汁を取り除きましょう。

さて、ここから弱火のまま、ガンガン煮込んでいきます。

目安は、水分量が半分になるくらいまで。

最初は透明だったスープが、徐々に乳白色に近くなってきます。

そうすると、どんどんスープの味が濃くなっていきます。

スープを作り始めた時より、だいぶ色が濃くなってきています。

味の濃さは、お好みになってきますので、鳥の味がほんのりする程度が良い場合は、もっと早めに火を止めてしまっても大丈夫です。

僕は、スープを作るときのベースにするので、割と濃いめに作っておきます。後で、他の水分を加えて割る時に便利。

 

今回は、このくらいの色になるまで炊きました。

すごく濃厚な鳥の味わい。

このまま塩を加えて飲んでも美味しい。

小分けにして冷凍も出来るので、使い勝手は抜群です。

白湯の作法

こんばんは、こうすけです。

昨日ついに、お店に鉄瓶を導入して、ウキウキしております。

これで、本格的に白湯を楽しめます。

 

ところで、白湯って、水をそのまま沸かせばいいものなんでしょうか?

普通のお湯と何か違いがあるんでしょうか?

 

ということで、調べてみたのですが、どうやら白湯はアーユルヴェーダに起源があるようです。

アーユルヴェーダは、インド大陸の伝統医学です。

僕は、こちらは完全に門外漢なので、あくまで調べた知識をお伝えするだけになりますが、白湯は、風と火と水の要素で成り立っているため、そのエネルギーを取り込むことができるもののようです。

面白いですね。

薬膳のベースとなる、中医学でも、体に5つの要素があると考えているので、アーユルヴェーダについても、学んでみたくなります。

 

この点だけでも、白湯とお湯には違いがあるのではないかと僕は思っています。

白湯とお湯の違いは、その作り方を見るとすごく違う感じがする。

水を沸かした物という意味では、白湯はお湯と同じなんでしょうが、手間が全然違う笑。

そして、アーユルヴェーダの要素も考えると、やっぱり、ただ沸騰しただけの水とは、違う感じがします。

 

というわけで、白湯の作法です。

1.やかんや鍋に水を入れ、蓋をして火にかけます。
2.沸騰したら蓋をとり、そのまま沸かし続けます。
3.10~15分ほど沸かせば完成です。

 

沸騰した後に、そのまま沸かし続けるというのが、ポイントのようです。

そして、この後に大体50度になるまで冷ましてから、少しずつ飲むのも大事なポイント。

 

水を50度まで温めた物を飲むのでは、意味がないので、しっかり作法を守って飲むのをお勧めします。

あと、体に良いからといって、飲み過ぎも厳禁です。

むくむし、胃液を薄くするので、消化能力が落ちます、あと温かいとはいえ、最終的にはやはり水、体の冷えにもつながります。

 

飲むタイミングは、もちろん寝起きがベスト。

効果としては、冷え性改善、肩こり・腰痛改善、ダイエット、美肌が期待できるようです。

 

朝いっぱいの白湯を習慣に取り入れるのは、なかなか良さそうです。

鉄瓶

こんにちは、こうすけです。

 

今日は一段と寒さが増しますね。

雪の予報が出ているので、より寒さを感じさせます。

 

先日の記事で、朝活として白湯を飲んでいる話を書きました。

更に白湯を楽しみたくて、鉄瓶デビューしました!

鉄瓶といえば、岩手の南部鉄器。

今回購入した、鉄瓶、まりっとしてて可愛いんです。

お店のストーブの上にちょこんと置いておくと、更に可愛い。

お店にいらした際は、是非見ていただきたいです。

 

『ジョジョ・ラビット』

こんにちは、こうすけです。

 

昨日の今日で、早速ですが、映画を見てきました。

『ジョジョ・ラビット』

舞台は、第2次大戦下のドイツ。

心優しくも、ナチスに傾倒する10歳児、ジョジョ少年と、彼の母ロージーや友人、そして突如として出会ったユダヤ人の少女、エルサとの交流を描いた心温まる物語。

 

あらすじをざっくり書くと、こんな感じなのですが、とにかく設定が面白くて、ナチスが台頭していたドイツを描いたとは、思えないくらい、笑える、でもしっかりとその事実に向き合った作品でした。

この作品、一番ユニークな設定は、主人公のジョジョにはイマジナリー・フレンド(空想上の友人)がいるのですが、それがまさかの

アドルフ・ヒトラー!!

ジョジョ少年は、ナチスに心酔してはいるものの、とにかく臆病。

友達もほとんどいません。

タイトルのジョジョ・ラビットというのも、臆病故に付けられた彼のあだ名。

そんな彼を勇気づけ、時に叱咤激励するのが、

アドルフ・ヒトラー!!

この余りにユニークなイマジナリー・フレンドがこの作品のキーでもあるんですが、このヒトラーが、まあ、笑える。

ヒトラーを、こんなに笑い者にしているというだけでも、ナチスへの皮肉が効いています。

 

そして、このジョジョ少年がチャーミング。

ナチスに心酔してしまっているのは、この時代ゆえなんでしょうが、とにかく心優しくて、ちょっと間が抜けている笑。

父親が戦地に行ってしまっている分、母のロージーとの関係も凄く愛らしいです。

この母親のロージーもとても魅力的な人物。

ナチス信奉者のジョジョとは対照的な立場にいる彼女ですが、決してジョジョのことを否定はしません。

いつも明るく見守っています。その眼差しが、とても優しい。

彼女の優しさ、そして立場から、ジョジョは、驚きの出来事に巻き込まれていきます。

ユダヤ人の少女エルサが、自分の家の片隅に隠れて住んでいたのです。

匿っていたのは、もちろんロージー。

ジョジョにとっては、とんでもない大事件です。

彼は、所属する青少年集団ヒトラーユーゲント(ナチス少年団)で、ユダヤ人を恐ろしい怪物のように教わってきていました。

もう、家の中に怪物がいるような恐ろしさ。

臆病な彼が、何とかエルサを追い出そうとする様、そして徐々に交流を測ろうとしていく様子は、とてもコミカルですが、同時にすごく愛らしい。

当初エルサを追い出そうとするあたりでのヒトラーとの絡みは、思わず声を出して笑ってしまいました。

 

しかし、ユダヤ人を匿うというのは、当時のドイツでは勿論、重罪です。

それゆえに起こってしまう悲しい出来事には、思わず涙が流れました。

そこはやはり、歴史的事実を踏まえているだけあり、重く受け止めるべき瞬間でした。

 

次第に、ジョジョのエルサへの感情、ナチ、ヒトラーへの心酔度、戦争に対する思いが変化していきます。

特にエルサへの気持ちの変化は、暖かな気持ちになります。

 

ラストシーンも、ほっこりとした明日への希望につながるもの。

すごく素敵な終わりを迎えます。

 

反戦映画というと、映画全体的に、重い色彩で、終始暗い気持ちになることが多い印象ですが、この映画は、色彩も豊で、テーマとしては、重く見るべきことも、暗い気持ちにならずに、考えることができます。

周りのキャラクターが魅力的なのも、重要なポイントだと思います。

ジョジョの数少ない友人、ヨーキー少年は、10歳とは思えない、貫禄と落ち着き。どこか達観している感じもあるのですが、ふっくらした容姿と丸メガネが可愛らしい。

ジョジョが所属するヒトラーユーゲントの指揮官、キャプテンK。

彼はナチの兵士でありながらも、憎めない人物として描かれています。

 

もう、本当に、みんなキュート!!!

 

そして台詞の一つ一つがグッときます。

ちょっとした台詞が後ほど効いてきたり、心に刺さります。

 

これだけの作品に仕上げている監督が、本当にすごいと思います。

この作品を手掛けたのは、ニュージーランド出身のタイカ・ワイティティ監督。

 

僕は、この監督が大好きなのですが、その魅力を語ると、更に長くなりそうなので、今日はここまでにしておきます笑。

 

これが、僕にとっては、今年の映画初めの1本。

良い幕開けになりました!

 

映画の時間

こんばんは、こうすけです。

 

物凄く唐突ですが、映画が好きです。

見たい映画が多すぎて、ここ1週間のスケジュールが組めなくなるくらいには、好きです。

映画は、色々な時間を作ってくれます。

楽しむ時間、感動する時間、浄化する時間、考える時間、発見する時間…….。

ただ見ているだけの時間のような気もするのですが、改めて考えてみると、すごく濃密な体験をインプットしている時間なんだなと思います。

ただ、そう考えると、インプットするだけではもったいないような気もしてきました。

ブログをこうして継続的に更新し始めたこともあり、自分なりに色んな形で映画をアウトプットしたいと考えています。

楽しんでいただけると、嬉しいです。

 

新商品続々販売のお知らせ

こんにちは、こうすけです。

今日は、新商品の告知をば。

以前から、百貨店の催事とお店でのみ販売していた、フィリップ・ブルネトンのコンフィチュールを、Webでも買っていただける様にいたします。

現在鋭意制作中です!

フィリップのコンフィチュールは、果肉がごろっと入っていて、まるでコンポートのよう。

しかも、砂糖は控え目。

果物の甘み、酸味をしっかりと楽しんでいただけます。

ジャムとしてだけではなく、料理のソースとしても使っていただけるので、おすすめの使い方をお伝え出来るのも、楽しみです。

どうぞ、ご期待ください!

リンゴとニンジンのポタージュ 柑橘風味

こんばんは、こうすけです。

土砂降りですね、寒さが一層応える感じがします。

冬の雨は、色々身に染みますね。

 

最近、妙にスープ作りにハマっているのですが、今日は変わり種のポタージュを。

 

果物をベースにしたポタージュです。

先日、朝の薬膳でもお伝えした様に、朝の果物は、温かいものを食べるのがおすすめ。

個人的には、朝スムージーは体を冷やすので、飲まないのですが、スムージーの代わりに、ポタージュにしたら、ありなんじゃないか、と思い、今回のレシピを考えてみました。

 

 

リンゴとニンジンのポタージュ 柑橘風味です。

 

【必要な材料(2人分)】

リンゴ…1個

ニンジン…1/2本

みかん…2個

蜂蜜…適量

水…200ml

オリーブオイル…適量

顆粒…ひとつまみ

 

まずは、下準備。

ニンジン・リンゴは、いちょう切り。

みかんは、外の皮を剥いておきます。

 

フライパンに、オリーブオイルを敷いて、ニンジンを炒めます。

この時、いつもの様に、軽く塩を振っておきましょう。

 

ニンジンが、しんなりしてきて、甘さが出てきたら炒めるのは、おしまい。

 

ミキサーに、ニンジン、リンゴ、みかん、蜂蜜を入れます。

水を加えながら、ミキサーにかけて、滑らかにしていきます。

 

一通り滑らかになったら、鍋に移して、沸騰しないように温めたら、完成です。

 

お腹の調子を整え、気持ちをすっきりし、更に免疫力アップも期待できます。

 

薬膳のこと-その3-

こんばんは、こうすけです。

今日は、薬膳のベースとなる考え方のお話を。

医食同源という言葉を聞いたことがある方も多いかと思います。

薬も食材も元を辿れば、同じものというような考え方ですね(諸説あります)。

ここでいう、薬とは漢方薬などで使われる、生薬ではありますが、確かに、食材として使われるものが、漢方薬の材料になっていることは、多々あります。

食べ物も、生薬と同様、自然由来のもので、それぞれに性質や効能を持ち、健康な生活の助けになる。

こうした考え方も薬膳のベースになっています。

 

昨日のブログでも書いたように、食事は、日常生活の基本のひとつ。

毎日の食事を美味しく摂りながら、健康の維持や、病気の予防に長く続けてできることが、メリットだと思います。

 

もちろん、ただ体にいい食材を取ればいいという訳ではありません。

「自分の体質」や「症状」、「症状が出た時のタイミング」を把握し、それに合った効能を持つ食材を摂ることが大事です。

こうした体質について把握するのは、自分の体とお話しすることにも似ています。

じっくりと、自分を大切にする時間を増やせるようにしたいですね。