こんばんは、こうすけです。
寒さがどんどん厳しくなっていく今日この頃。
こうなると、とにかく色々と気になることが出てきます。
体が冷える、肌が乾燥する、体がこわばる、などなど…….。
こういった日々のちょっとした、不調まではいかないけれど、気になることが出てきたりします。
東洋医学では、こういう状態を未病といいます。
とあるCMで耳にされた方もいらっしゃるかと思います。
こうしたちょっと気になる、を日々の生活習慣で見直していくのが、薬膳が役立てること、だと僕は考えています。
食事は、生活の基本の一つ。
日々の食生活の中で、その食材が持つ効能を役立てられれば、コツコツとではありますが、体調や体質の改善につながリマす。
このブログでのレシピが、そのお手伝いになれば、素敵だなと思っています。
これから、より薬膳レシピを充実させるためにも、薬膳の考え方をこちらでお伝えしていこうと思います。
こんにちは、こうすけです。
週末とうってかわって、今日は気持ちの良い冬晴れですね。
とはいえ、寒さは一向に和らいでくれませんが…….。
最近は、ずいぶんりんごが美味しくなってきましたね。
今の時期は、蜜もしっかり含んで、かなり甘味のある物が出回っています。
りんごというと、食後に食べたり、アップルパイにしたりと、デザートのイメージが強いですが、前菜やサラダに使っても美味しい。
りんごは、涼性の食べ物。
胃の機能を回復し、食欲改善、喉の渇きや、肺を潤してくれたり、火照りを改善してくれたりと、嬉しい作用がたくさん。
特に風邪を引いた時は嬉しい食材ですね。
今日は、そんなりんごを使った前菜のご紹介。
りんごのチーズ焼き
【必要な材料(2人分)】
りんご:1/2個
チーズ:お好みの量(溶けるタイプであれば、お好きなものを)
オリーブオイル:適量
顆粒:ひとつまみ
胡椒:適量
今回は、チーズはモッツアレラチーズを使いました。
りんごを食べやすい大きさに切って、軽く塩を振って、モッツアレラチーズと一緒に焼くだけ。
仕上げにオリーブオイルと胡椒を、お好みで加えても美味しいです。
さっと出来る前菜なので、おすすめです。
因みにチーズは寒性の食べ物。
潤い改善や、熱冷ましの効果も期待できます。
りんごもチーズも潤いを与えてくれる食材なので、便秘にもお勧め。
ただし、どちらも体を冷やす食材ではあるので、今回の様に、温めて食べるといいですね。
冬場で風邪が相変わらず流行っているので、熱が出たときの、熱冷ましにも良いかもしれません。
こんにちは、こうすけです。
昨日は、とうとう初雪が降りましたね。
一気に寒さが増した気がします。
こんな時は、温かいスープが飲みたくなってきます。
今日は、ブロコッリーのポタージュのご紹介。
ブロッコリーは、すごく優秀な食材。
五臓全体の機能を補う上、特に胃や腎の機能を補うことで、胃腸機能の改善や、虚弱体質改善にも期待できます。
また、がんの抑制効果がある「スルフォラファン」という物質が含まれています。
体質改善にも、積極的に食べたい食材です。
【必要な材料(2人分)】
ブロッコリー…200g
玉ねぎ…1/2個
生姜…1/2片
かつお節…8g
水…250ml
豆乳…50ml
あら塩…適量
オリーブオイル…適量
胡椒…お好みで
じゃがいものポタージュの時と同様に、ポタージュのベースに使う出汁を取ります。
今回も、かつお出汁で、あっさりと。
出汁の取り方は、こちらをご覧ください。
出汁をとったら、野菜を調理していきます。
下準備をしましょう。
玉ねぎ、生姜は、みじん切り。

ブロッコリーは、茎も使います。
花蕾(緑の部分)の部分を一口大に、茎も薄くスライスおきます。

鍋にオリーブオイル(分量外)を入れたら、そこに生姜のみじん切りを加えて、ごく弱火で炒めます。

生姜の香りが立ったら、玉ねぎを加えます。

じゃがいものポタージュの時もそうでしたが、甘みをだすために、玉ねぎを入れたらすぐに塩(顆粒:分量外)をひとつまみ、加えること。
全体的にしんなりしてきたら、ブロッコリーの茎を加えます。

玉ねぎが焦げないように注意しつつ、茎に少し火が通ってきたら、花蕾も加えます。

花蕾にも火が通ったら、先ほどの出汁を加えます。

出汁を加えたら、沸騰させないように気をつけて、しっかり柔らかくなるまで、煮込みます。

ブロッコリーが箸で触ると解れるくらいに、が柔らかくなったら、出汁ごとミキサーにかけます。

いい具合のポタージュになってくれました。

最後に豆乳を加えて、全体を伸ばします。

豆乳を加えたら、あら塩を入れて、味を整えたら、完成です。
ブロッコリーの味わいがしっかりと効いていて、すごく滋味深い仕上がりに。
まろやかで、優しいポタージュで、心も体も元気を付けていきたいですね。
こんばんは、こうすけです。
今日は、先日お伝えしたコートレットの作り方、その2をお送りします。
今回は、2パターンの作り方をお届けしたいと思います。
その1は厚みのある肉を叩いて、伸ばす方法でしたが、今回は、薄い豚肉を何枚か重ねる方法です。
肉は、肩ロースを使います。
肉同士を重ねるので、肉と肉の間に何か挟んでも美味しいです。

肉を重ねたら、小麦粉を軽くまぶし、卵液にひたします。

そして、パン粉をたっぷりとまぶします。

そして、前回と同じようにソテー。
フライパンにオリーブオイルとあれば無塩のバターを少し加えて溶かし、そこに肉を投入します、

片面が狐色になったら、ひっくり返してもう片面も同じ様にソテーします。

両面をしっかり焼いたら、完成です。
このコートレット風カツは、海の果実を美味しく楽しんでいただくのに、おすすめのレシピです。
海の果実のおすすめの使い方を、聞いていただくことがあります。
海の果実は、しゃりしゃりとした食感と、後味のほんのりした甘味が特徴です。
それを楽しんでいただくには、仕上げに使っていただくのが、ベスト。
今回のコートレットのように、美味しく肉を食べる時などは、是非使っていただきたいです。
こんにちは、こうすけです。
今日はお店の窓のイラストを新しくしていただきました。
もちろん、イラストは門田さん。
下絵を見せていただいた段階で、今回も素晴らしく、思わずニヤニヤしてしまいましたが、それが窓いっぱいに描かれるとなると、嬉しくてたまりません。

早速作品に取り掛かる門田さん。

どんどんモチーフが描かれていきます。

全体の輪郭が描かれたら、細部の仕上げに。
今回も、素敵な線がたくさん描かれていきます。

線だけではなく、何かモチーフのようなものも描かれてます。
この四角は、塩の結晶でしょうか。

ついに完成です。
細かい部分を引きで見てみると、色んなモチーフが。
リボンや、よく見ると魚もいます。
そして、足元の靴が、みんな違って可愛い。
是非、お店で実物を見ていただきたいです。
こんにちは、こうすけです。
無性に、ガツンとした物が食べたくなる時があります。
そういう時、大体作りたくなるのが、コートレットです。
コートレットは、半身の背肉を肋骨ごとに切り分けたもののこと。
そのままグリルしたり、パン粉をつけて、バターや、油でソテーをして食べます。
肉の部位以外にも、挽いた肉をコートレット形に整形して、パン粉をつけてグリルしたり、ソテーする料理を指すことも。
要は日本のカツの原型ですね。
フランスに行くと、薄切りにした仔牛肉にパン粉をつけて揚げたものがよく出てきます。
こちらは、ソテ・パネという調理法で、パン粉をつけてソテーしたもの。
日本の豚カツの様に分厚くないので、ガツンとしてるけど、さくっと食べれてしまいます。
コートレットを注文すると、割とこのソテ・パネが出てくるので、若干自分の中で、ごちゃごちゃになってますが…..。
さて、僕は、普通の豚カツも好きなのですが、このコートレットもかなり好きです。
美味しいのはもちろんなのですが、薄い肉を揚げ焼くように作るので、豚カツを作るときの様に、揚げ油を大量に使わなくてもいいから、楽なんです(笑)
今回は、2パターンの作り方をお届けしたいと思います。
今日はその1。
割と力技なタイプです(笑)
豚カツ用の豚肉(肩ロース)に筋目を入れて、包丁の背などでひたすら叩いて、薄く伸ばしていきます。

そうすると、元の肉より大判に広がり、見た目にもインパクトが増します、そして、何より揚げやすい。
伸ばしたら、小麦粉を軽くまぶし、今度は卵液にひたします。そして、たっぷりのパン粉にin。

いよいよ、ソテーに入ります。
フライパンにオリーブオイルとあれば無塩のバターを少し加えて溶かし、そこに肉を投入します、

片面が狐色になったら、ひっくり返してもう片面も同じ様にソテーします。

両面がしっかり焼けたら、完成です。
お好みで、刻んだトマトを載せても美味しいです。
そして、味付けですが、これは海の果実を仕上げにパラリとかけるのが断然おすすめ。
塩の食感とほんのりとした甘味が、このカツにすごく合います。
ぜひ、お試しくださいね。
こんばんは、こうすけです。
今日も今日とて、寒いですね。
そろそろ雪の降りそうな気配もしてきました。
とはいえ、今年は暖冬という話も聞きます、神奈川で雪を見れるのは、まだ先かな、と思うと、何となく雪が見たくなります。
それなら、せめて、テーブルの上で、雪見をしよう。
ということで、今日はみぞれ鍋です。
大根を一本、これでもかというほど擦り下ろしたら、あとは、好みの具材をたっぷりといれて、いただきます。
大根は、消化を促進し、気の巡りを良くし、脾胃の調子を良くしてくれますが、涼性の性質を持っているので、温めて食べるのがおすすめです。
具材はもう本当にお好みで。

今回は、元気をつけ、体を温めたいので、豚肉とねぎをメインに。
豚肉は、平性、気を補い、腎の機能を高めてくれます。疲労回復や虚弱体質改善におすすめ。
ねぎは温性で、体を温め、気の巡りを良くしてくれます。
この週末は、ぐっと寒くなるようですね。
今のうちから、体を温めておくのも良さそうです。
こんばんは。
こうすけです。
先日から書いている朝の薬膳シリーズ。
今日は、朝ごはんについて書きたいと思います。
朝ごはんを食べる時に、僕が意識しているのは、大体の7時間前後の断食明けということです。
あくまでも個人的な感覚なのですが、朝の食事は、なるべく消化しやすいものにしたいところ。
そこで僕は朝ごはんは、朝粥を取るようにしています。
最近は、お粥用の炊飯器などもあるので、とても便利。
お粥は消化にも良く、何より内臓をしっかりと温めてくれます。体の内側から、目覚めるのに、ぴったりの朝ごはん。
お鍋に生米と水、そして鶏ひき肉と、ゲランド塩の顆粒をふたつまみほど入れて、コトコト煮込んでいくだけ。
時間はかかりますが、優しい味わいで、気持ちが落ち着きます。
鶏ひき肉を入れると、簡単に出汁を取れるので、より美味しいです。
鶏肉は脾胃の働きを改善し、元気をつける食材。
まさに1日の始まりにうってつけのご飯です。
こんにちは、こうすけです。
本日は、新商品のお知らせです。
この度、
レートル・エ・ル・ニャン オリジナルノート
を販売することになりました。
デザインは、昨日のブログでご紹介した、門田千明さんにお願いしました。
ノートは2種類
まずは、イメージカラーの青に魚が描かれたバージョン

様々な種類の魚たちが、描かれているのですが、鱗の模様が、それぞれに個性があって、とても魅力的です。
幾何学的なこの鱗が、すごく良いんです、思わずじっと見入ってしまいます。
もう一冊は、
イメージカラーの黄色にレモンが描かれたバージョンです。

こちらは、お店で作っている、レモンヴィネガーをイメージして描いていただいています。
もうね、浸かってるレモンのバリエーションが、どれも可愛い。
そして注目していただきたいのが、瓶の栓です。
なんと、魚。
細かいところまで、本当に可愛いです。
どちらのノートも無地なので、お好きなように使っていただけます。
お店でも、webサイトでもお買い求めいただけます。
こんにちは、こうすけです。
昨日のことですが、嬉しいお客様がお店に。
お店の窓や扉などのイラストを描いてくださっている門田千明さんご一家がご来店。
門田さんは、イラストレーターさんです。
彼女の描くイラストはただ可愛いだけではなく、ある要素が、とても魅力的です。
それは、「線」。
僕は、門田さんの描かれる線がとても好きです。
柔らかなタッチのものもあれば、目まぐるしい動きを感じるようなものもあったり、物凄く緻密なものや、ユーモラスなものもあり、こんなに魅力的に線を使う方がいるんだなと、作品を拝見して、すっかり魅了されてしまいました(作品はこちらからご覧いただけます)。
イラストを拝見したり、好きなアートや作家の話で盛り上がるうちに、いつか門田さんとお仕事が出来るようになったらなと思うようになりました。

初めは、お店の窓ガラスに定期的にイラストを描いていただいていたのですが、今では、オリジナル商品のデザインをお願いしたり、とても楽しくお仕事をさせていただいています。


去年の春には、門田さんの個展をお店でやらせていただく機会もあり、それは楽しい時間を過ごすことが出来ました。
今年もまた色んなことが出来たらなぁ、とワクワクしています。