こんにちは、こうすけです。
昨日のぐっとした寒さから一転、今日は妙に暖かいですね。
このまま暖かい日々が始まってくれればいいのですが、まだそうも行かないですね。
さて、ここ最近は寒いせいもあって、スープばかり作っています。
その時に大切にしているのが、ベースのストック(出汁)です。
ここ最近掲載しているスープの出汁には、鰹出汁を使っているのですが、その他にも、野菜だけのものだったり、お肉を使ったものだったり、合わせる食材や、薬膳の効能に合わせて変えたりしています。
今回は、お家でも簡単に出来る、鳥のスープの取り方をご紹介。
因みに鶏肉は、脾胃を温めて、その機能を高めたり、気を補ったりしてくれる効果があると言われています。
【必要な材料 スープ1l分】
・鶏ガラ…1kg
・生姜…1片
・玉ねぎ…1個
・水…2l
・粒胡椒…10粒前後
鶏ガラは、流水で軽く汚れを落としておきます。
鍋に水を張ったら、生姜片と玉ねぎ、粒胡椒を入れて、中火にかけて煮立たせます。
野菜は今回玉ねぎだけですが、色んな野菜を入れると、もっと味に広がりが出ます。
煮立ったら、弱火にします。
灰汁が出てくるので、丁寧に灰汁を取り除きましょう。
さて、ここから弱火のまま、ガンガン煮込んでいきます。
目安は、水分量が半分になるくらいまで。
最初は透明だったスープが、徐々に乳白色に近くなってきます。
そうすると、どんどんスープの味が濃くなっていきます。
スープを作り始めた時より、だいぶ色が濃くなってきています。
味の濃さは、お好みになってきますので、鳥の味がほんのりする程度が良い場合は、もっと早めに火を止めてしまっても大丈夫です。
僕は、スープを作るときのベースにするので、割と濃いめに作っておきます。後で、他の水分を加えて割る時に便利。
今回は、このくらいの色になるまで炊きました。
すごく濃厚な鳥の味わい。
このまま塩を加えて飲んでも美味しい。
小分けにして冷凍も出来るので、使い勝手は抜群です。