ラ・ベル・イロワーズのこと-その1- | Letre et le neant
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ラ・ベル・イロワーズのこと-その1-

ラ・ベル・イロワーズの缶詰についてお話ししたいと思います。

オフィシャルサイトでも、簡単にご紹介しているのですが、その魅力を一つのページにおさめることは、非常に難しい!

というわけで、他の商品同様、こまめにラ・ベル・イロワーズの魅力について、書き進めていきます。

 

今回は、このブランドの歴史について、ご紹介…….をする前に、このブランドが拠点を構える、キブロンという港町についてご紹介。

この地域のお話をすることで、よりラ・ベル・イロワーズのオイルサーディンを楽しんでいただけると思います。

キブロンは、ブルターニュ半島の南端に位置します。

フランスでは、イワシの漁獲量の多さで有名な漁港のひとつ。

正にオイルサーディンを作るには、うってつけの港町です。

そして凄いのが、このイワシ漁が、古くは、この地域一帯の経済を担っていたということ!

漁師達が活躍したのはもちろんなのですが、彼らを支える船周りの仕事も盛ん。

そして漁師達が収穫してきたイワシの加工には、彼らの帰りを待つ女性達が活躍していました。

そして、缶詰にするためには、缶が必要不可欠。缶詰の溶接業者達も大活躍していました。

その経済効果を裏付けるように、1882年には、キブロンまで、鉄道が敷かれたほどでした。

 

因みに、当時の加工の様子は、こんな感じだったそうです。

伝統的なブルターニュの装束で作業されている方も。

そして、今日も、ベルイロワーズでは、たくさんの女性が働いています。

彼女たちはサーディンを傷つけずに加工するために必要な繊細なノウハウを持っているそうです。

 

オイルサーディンをはじめとした、缶詰加工品が、いかにひとつの町の経済を支えていたかが分かって、面白いです。

 

ということで、今回は歴史の時間でした!

 

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レートル・エ・ルニャン『ブルターニュ海産物缶詰』ページ