ゲランドの塩 | Letre et le neant - Part 8
ブルターニュの海の恵み「ゲランドの塩」輸入実績No.1
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ゲランドの塩のこと-その1-

ゲランドの塩について、何度かに分けてお話をしていきます。

そもそも「ゲランド」って何? と言うところから。

ずばり、場所の名前。↓ここです。

 

 

ブルターニュ半島という、それはそれは美しい自然に囲まれた半島にゲランドはあります。

三方向を海に囲まれるだけではなく、湿地帯や、伝説息づく森があったり、見所も満載。

 

さて、このゲランド。

ブルトン語ではGwenrann。

『白い土地』を意味します。

塩田が密集する地域だけありますね!

北は川、東は湿地、西は海、南は砂浜に囲まれた、まさに自然の宝庫。

ゲランドの塩田やその周辺地域は、ラムサール条約で保護された地域でもあるので、たくさんの水鳥も飛び交っています。

   

この水鳥たちの鳴き声が響きわたると、海風とも相まって、夏が来たなぁというワクワクした気分になります。

妙に甲高い、そして味のある声で鳴く水鳥たちです。

突然その鳴き声が響きわたると、割とびっくりします(笑)

夏の気温は高いのですが、湿気が少なく、カラッとした空気で、とても心地が良いです。

冬になると、ガクンと気温が落ち、雨の日が多くなります。

この気候が、また塩づくりの大切な要素のひとつでもあるんです。

 

塩づくりの詳しい話は、またの機会に!

 

 

白米のこと

日々の暮らしを

「おいしく、たのしく、すこやかに」

を目指して、これからアクアメールで輸入している商品を使ったレシピをご紹介していきます。

こちらのページにも書いていますが、僕は薬膳料理の考え方が好きです。

普段の食事を美味しく取りながら、健やかな体づくりを意識できるのが、とても優しいなと感じているからです。
その優しさが、僕達の商品選びの基準にも沿っている気がします。
食材の持つ性質を組み合わせながら、レシピを考えたら、美味しさを求めて作るだけのレシピとは、また違った組み合わせが出来上がって面白いかもしれない。

そんな思いで、薬膳の考え方をベースに、レシピ作りをしていきます。

さて、その第一号。

どの食材について、書こうか、色々と迷ったのですが、まずは日本人らしく、そして塩とも相性の良い

お米

で書きたいと思います。

お米は、日本人にとっては主食なので、そのまま食べるのはもちろん、炊き込んだり、炒めたり、煮込んだり、色々な楽しみ方が出来ますね。

今回は、一番シンプルに炊きます。

ただ、そのままお米を炊くだけでは、レシピでも何でもないので、少しだけアクセントを加えたいと思います。

それは、

塩とオイルを加える

です。

・ゲランドの塩(あら塩):3g

・NYONSオリーブオイル:大さじ1

・米:3合

・水:600ml

(米の量と水の量を大体同量にしておくと、美味しく炊けます)

よく研いだお米にお水をはり、20分つけておきます。

その時に、あら塩と、オリーブオイルを加えておきます。

我が家では、土鍋でお米を炊くのですが、炊飯器でももちろん大丈夫です(最近の炊飯器は、性能がすごいそうですね)

土鍋(3合炊き)で炊く場合ですが、手順は次の通りでやっています。

1.白米 3合を水で研いでから、600mlの水に20分つける。

2.中強火で10分炊き、20分蒸らす。

土鍋によって異なると思いますので、参考程度ですが。

そして炊き上がりが、こちら。

ほんのりとした塩っ気とオリーブオイルのまろやかな風味が、お米の美味しさを引き立ててくれています。
お米の甘みを堪能できる炊き上がり。

これは、おにぎりにしたくなりますね。

さて、それではここで薬膳の目線でお米のお話を。

お米の性質は、
食味は、甘味
食性は、平性
対応する臓器は、脾・胃。

作用としては、
消化機能を正常にし、胃の機能を回復させたり、元気をつけてくれます。
また、イライラや喉の渇きを抑えてもくれます。

疲れた時は、お米を食べて、元気をつけるといいですね。
とはいえ、食べ過ぎは、肥満の元なので、気をつけてくださいね。