ゲランドの塩について、何度かに分けてお話をしていきます。
そもそも「ゲランド」って何? と言うところから。
ずばり、場所の名前。↓ここです。
ブルターニュ半島という、それはそれは美しい自然に囲まれた半島にゲランドはあります。
三方向を海に囲まれるだけではなく、湿地帯や、伝説息づく森があったり、見所も満載。
さて、このゲランド。
ブルトン語ではGwenrann。
『白い土地』を意味します。
塩田が密集する地域だけありますね!
北は川、東は湿地、西は海、南は砂浜に囲まれた、まさに自然の宝庫。
ゲランドの塩田やその周辺地域は、ラムサール条約で保護された地域でもあるので、たくさんの水鳥も飛び交っています。
この水鳥たちの鳴き声が響きわたると、海風とも相まって、夏が来たなぁというワクワクした気分になります。
妙に甲高い、そして味のある声で鳴く水鳥たちです。
突然その鳴き声が響きわたると、割とびっくりします(笑)
夏の気温は高いのですが、湿気が少なく、カラッとした空気で、とても心地が良いです。
冬になると、ガクンと気温が落ち、雨の日が多くなります。
この気候が、また塩づくりの大切な要素のひとつでもあるんです。
塩づくりの詳しい話は、またの機会に!