こんばんは、こうすけです。
今日は、何だか変な天気でしたね。
朝はどんより、そして突然の土砂降り、かと思いきや急な晴れ間。
1日の天気とは思えないくらいの変わり様でした。
こうなると、心も体も疲れてしまいますね。
こういう時は、温かくて元気の出る具沢山のお味噌汁はいかがでしょうか?
『具沢山四代味噌汁』
郷土料理っぽい名前ですが、特にこういう名前の郷土料理があるわけではなく…
具材に
味噌
納豆
豆腐
油揚げ
を使っているので、大豆の四世代の様だなということで、勝手につけた駄洒落の様な名前の料理です。
【必要な材料(2人分)】
味噌…大さじ2
納豆…2パック
豆腐…一丁
油揚げ…2枚
太ネギ…1本
紅菜苔(コウサイタイ:紅菜花):半束
卵…1個
昆布…1枚
今回は、紅菜台というちょっと珍しい野菜がたまたま手に入ったので使っています。
菜花の親戚の様なものなので、菜花でももちろん大丈夫です。
そろそろ菜花が美味しい時期になりますね。菜花以外の野菜でも美味しいです。
今日のレシピは、結構大雑把に行きます、もう切って煮込むだけ、くらいのスタンスで。
そして、一気に調理したので、写真の撮り忘れが酷い(笑)
お鍋に水を張って、昆布、豆腐、納豆を入れて、出汁を取りつつ、食材に火を入れていきます。
その後、紅菜苔を加えて、程よく柔らかくなるまで煮込んでいきます。
紅菜苔に火が通ったら、ネギがしんなりするまで煮込み、火を消して味噌を溶きます(味噌に含まれる乳酸菌は熱に弱いため)。
そして、最後に溶き卵を加えたら完成です。
具沢山で熱々なので、お腹も満ちて、体が芯からあったまります。
薬膳では納豆も豆腐も味噌も解毒作用があると考えられています(油揚げについては、特記されていませんでした)。
味噌は余計な水分を排出してむくみをとったり、豆腐は疲労回復や潤いを与えてくれます。
ただ、意外なことにどちらも体を冷やす食材なので、食べ過ぎには注意。
とはいえ、お味噌汁にするので、冷やす作用は控えめになるかと。
そこに温かい食材の納豆や、ねぎ、菜花も入れているので、体はしっかり温まります。
納豆は、血行改善や美肌、冷え改善など嬉しい作用がたくさん。
ねぎは胃腸の機能を高め、菜花は血行促進に。
卵には、実は精神安定の作用があるので、今日の様な変な天気の日にはもってこいですね。