ラ・ベル・イロワーズのこと-その2- | Letre et le neant
ブルターニュの海の恵み「ゲランドの塩」輸入実績No.1
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ラ・ベル・イロワーズのこと-その2-

今回から、ラベルイロワーズの歴史についてお話ししたいと思います。

創業は、何と1932年!

90年近くもの長きにわたって、魚介の缶詰商品を作り続けているブランドなんです。

しかも3世代に渡る家族経営。

現社長のお祖父様、ジョルジュ・イリエ氏からスタートしています。

創業当初から、缶詰に対してのこだわりは強いものでした。

工場を漁港のすぐ近くで開くことで、着いたばかりの魚を加工する、つまり新鮮な質の良い魚をすぐに加工できるという工夫を、開業の時点からしていたほど!

美味しい魚介缶を作るには、新鮮な魚介を!

このスタイルでジョルジュ氏は、オイルサーディンを作り続けていました。

しかし、1960年代に入ると、新しい生産技術が発達し、安価なオイルサーディンを作れるようになってきます。

その新しい技術とは、

冷凍の魚を使用することで年中生産し続けるということ(本来ならば、年間5ヶ月間のみしか生産していませんでした)。
缶の中で直接加熱し、手間を省くということです。

確かに、この方法は、コストを削減につながるのですが、同時に品質も劣化させる方法でもあったのです。

こうした時代の流れの中で、ラ・ベル・イロワーズの歴史は新たに動こうとしていました……。